
「冬になるとうちの愛犬がいつも尿のトラブルになる・・」
「尿のトラブルになると、療法食生活になるのが心配・・」
犬を飼っている人であれば、尿のトラブルに見舞われた人は少なく
ないのでしょうか?
おしっこを我慢しやすい子、肥満気味の子、飲水量が少ない子は尿のトラブルになりやすく、頻尿、血尿、結石など1度発症すると再発しやすいのが泌尿器疾患の特徴です。
特に発症しやすい冬の季節。ここで冬に尿のトラブルが起きやすい原因と泌尿器疾患の対処法3パターンをおさえておきましょう!
◆冬の尿トラブル原因1
・運動量が減り、飲水量が減るため
気温が寒く、日照時間も少なくなる為、人と同様に愛犬の運動の機会も減ってしまいます。運動量が減ると、喉の乾きも減ってしまい、飲水量が減少することで泌尿器疾患のリスクが高まる。
改善法
室内で愛犬と遊ぶ時間を増やす、
ドライフードからウェットフードに変更するなど飲水量を増やす !
◆冬の尿トラブル原因2
・散歩の機会が減ることで、排尿回数が減るため
冬の季節では散歩の機会が減少しがちです。外でしか排尿しない子は我慢する時間が長くなる事で泌尿器疾患のリスクが高まります。
改善法
・若い頃からのトイレトレーニングで室内でも排尿可能にする。
・排尿のためだけでも外へ散歩へ連れて行く。
◆冬の尿トラブル原因3
・運動不足になり、肥満になりやすいため
運動不足になる事で、消費エネルギーよりも摂取エネルギーが上回る事で肥満になりやすくなります。
肥満は泌尿器疾患のリスクを高めます。
改善法
毎日の愛犬の体重を測る。
冬は野菜を混ぜるなど、運動量に応じて食事を工夫する。
泌尿器疾患の早期発見にペットお留守番カメラ「Furbo」の生かし方 :
・排尿回数がいつもより多い「頻尿症状」は膀胱炎のサインです。 留守中に小まめにチェックする事で早期発見に繋げよう!
・2頭以上飼育している方は血尿などのトラブルを見つけてもどちらが問題を抱えているのか把握するのが難しい場合もあります。録画を確認する事でどの子かを把握しましょう!
いかがでしたでしょうか?
愛犬が泌尿器のトラブルに見舞われると、療法食生活や再発に怯える事になる方が多いのが現実です。
愛犬の泌尿器疾患0を目指して今回の方法を試してみてくださいね!
稲野辺悠
神奈川県出身。獣医師。夜間救急動物病院、東洋医学専門動物病院、八王子市永井動物病院院長を及び麻布ペットクリ二ック院長を経て、2023年10月に港区動物救急医療センター芝アニマルクリニック開業。Instagram及びSNSにてペットの健康情報や番組を配信中。
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