わんちゃんとの会話のキホン
言葉が存在しなければ、世界はどんな風になっていたと思いますか?人間は言葉を巧みに使って互いに意思疎通をはかります。しかし、わんちゃんは人間のようには言葉を話しません。わんちゃんとしっかりコミュニケーションをとる為に、人間の言葉をわんちゃんが理解出来るように教えてあげるのが大切なのです。
Furbo

言葉が存在しなければ、世界はどんな風になっていたと思いますか?人間は言葉を巧みに使って互いに意思疎通をはかります。

しかし、あなたのわんちゃんはどうでしょう?

わんちゃんは人間のようには言葉を話しません。

わんちゃんとしっかりコミュニケーションをとる為に、人間の言葉をわんちゃんが理解出来るように教えてあげるのが大切なのです。

私たちは赤ちゃんと接する時、どのように接するでしょうか?

ある言語学者の研究で、人間が赤ちゃんに話しかける時と犬に話しかける時とで、多くの共通点があることがわかりました。

赤ちゃんと会話するとき、普段より高い声で話しますよね。

また、ゆっくり話して、言葉を理解しやすくしてあげることがほとんどです。

わんちゃんに話しかけるときも、赤ちゃんに話すように話しかけてあげましょう。

わんちゃんは人間の言葉を理解しているの?

わんちゃんは人間の言葉をどのくらい理解できるのでしょうか?

実は私たちを驚かすくらい、わんちゃんはたくさん人間の言葉を理解できます。

日常生活でも「お散歩に行こう」と言えば、わんちゃんは玄関に向かって走っていきますよね。

しかし実際のところ、わんちゃんは人間の言葉を「言葉」として理解しているのでしょうか?

それとも声のトーンやジェスチャーを通して解釈しているのでしょうか?

驚くなかれ、わんちゃんもしっかり人間の言葉を学んでいるのです!平均して165語も人間の言葉を覚えるそうです。

中には1000語以上覚えたというわんちゃんもいます。

ある海外の大学の研究によれば、わんちゃんも人間と同じように左脳で言葉を理解し、右脳で声のトーンを判別しているとのこと。

わんちゃんの能力、見くびってはいけませんね。

わんちゃんは言葉だけでなく目で見る世界も人間とは違うのです。

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わんちゃんと上手くコミュニケーションをとるコツ

わんちゃんがお利口にしていたら、シンプルに「いい子ね」と優しく撫でてあげましょう。

複雑な言葉は必要ありません。

言葉の役割が重要になってくるのは、わんちゃんをしつける時。

ここから、わんちゃんをしつける時のコミュニケーションのコツを紹介します。

ハンドジェスチャー

まず、理解しておきたいのは、わんちゃんも人間と同じように、初めて聞いた言葉は理解できない、ということ。

わんちゃんにとって初めて聞く言葉を使うときは、その言葉がとういった意味なのか、教えてあげることが大切です。

簡単な方法はジェスチャーを使うことです。

例えば、「待て」を教える場合、手のひらをわんちゃんの前で止めながら「待て」と言いましょう。

そうすることで、わんちゃんが「待て」の意味をハンドジェスチャーから理解することが出来ます。

声のトーン

声のトーンを変えることで、わんちゃんに言葉を上手く伝えることも出来ます。

わんちゃんがママの大切な靴を噛んでいたり、ソファーをひっかいている時、「ダメ」と明るいトーンで言ったところで、おそらく効果はないでしょう。

むしろ、良いことをしたと勘違いしてしまいます。

「ダメ」と普段より低いトーンで叱ることで、わんちゃんもいけないことをしたと察することが出来ます。

わんちゃんを自分の方へ呼ぶ時は、フレンドリーなトーンで呼びましょう。

誰も怒っている人の所へは行きたくないですからね。

ある研究によれば、「散歩」という言葉を普段の声のトーンと、高い声のトーンで言った時では、高いトーンの方がわんちゃんの反応が良かったそうです。

私たちが言い方・声のトーンを工夫することで、わんちゃんとのコミュニケーションがもっとスムーズになります。

短い言葉

長く複雑な言葉はわんちゃんを混乱させてしまいます。

なるべく短いシンプルな言葉を使いましょう。

わんちゃんは短い単発の言葉のほうが理解しやすいためです。

また、わんちゃんが混乱しないように、使う言葉を統一させましょう。

例えば、「待て」と「止まれ」を混合して使わず、「待て」であれば「待て」だけ使いましょう。

明確で一貫した言葉でわんちゃんも楽しくママとコミュニケーションが出来ます。

ボディーランゲージ

わんちゃんとコミュニケーションをとるもう一つの方法はボディーランゲージです。

わんちゃん同士は互いに言葉を話さないので、体を使って言いたいことを表現します。

他のわんちゃんが自分のエサに近づいてきたら、「ボクのエサだよ」と体を動かしてエサをブロックします。

私たちも同じ方法でわんちゃんに言いたいことを伝えられます。

もしわんちゃんが自分の大切なもの(バッグ、靴、サングラスなど)に近づいてきたら、体や足でわんちゃんをブロックすればよいのです。

この動作がわんちゃんへの意思表示となります。

わんちゃんもボディーランゲージでママへの愛を表現?

わんちゃんとの上手なコミュニケーションには時間と練習が必要です。

繰り返し伝えることで、わんちゃんも人間の赤ちゃんと同じように、少しづつ私たちの言葉を理解してくれます。

コミュニケーションにおいては、お互いの気持ちをくみ取る努力が大切です。

この機会に、わんちゃんの気持ちになって、わんちゃんが何を伝えたいのか、じっくり考えてみてはいかがでしょうか?

いろんな可愛いワンちゃんを乗せているファーボの公式Instagramも是非チェックして下さいね!@furbo_japan 


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